まさかの年金未加入!?特定技能外国人の“盲点”にご注意を
2025/06/16
こんにちは。外国人のビザと雇用問題に取組む行政書士の森久保です。
さて先日、ビザ更新期限ギリギリ対応ということで急遽青森出張しましたが・・・
今日はその顛末についてお話いたします。

青森県の農家さんで特定技能1号で働くカンボジア国籍の方のビザ更新期限がギリギリという状況でした。青森入管としても「更新させない」つもりは毛頭なく、むしろ、私が期限最終日に青森入管窓口に来てくれれば更新させてあげるよ・・・くらいのトーンで話をしていたのですが・・・ここで大きな問題が・・・
外国人本人の年金を払った記録がない・・・とのこと・・・
通常、会社勤めの特定技能1号の外国人は厚生年金に加入するので、会社が年金を収め、本人負担分は給料から天引きですので、「年金の記録がない」問題は起こりえないのですが・・・
今回の農家さんは「法人」ではなく「個人事業主」よって・・・外国人が加入していたのは「国民年金」でした。よって17500円を毎月本人が納入する必要があります。
最も私は委任状をもらっていましたので、「青森入管にすぐそばにある青森年金事務所の朝一で立ち寄って、疎明資料を取得し、その足で青森入管へ行けばいいや」くらいに考えていました。
ところが・・・なんと・・・年金事務所の職員の答えは「そもそも1年前日本に来た時に年金に加入した記録がありません!」とのこと・・
「え?役場に転入届出した時点で一緒に同時に(年金に)加入するものではないのですか?」と質問したところ、「普通はそうなります」との回答・・・
普通ではない出来事に慌てて農家さんに電話しまして、本人は野良仕事中止!!大至急役場の支所に向かってもらいました。その結果、理由はわかりませんが、1年前に転入届は確かに出したものの、国民年金には加入していなかったことが判明しました。役場場所は青森と八戸の中間でかなり遠いので、私が書類を取りに行くわけにもいかず・・・
結局役場の職員の方と電話で話をした結果、本人が支所にいるので、大至急年金加入の手続きを実施し、その資料一式をFAXで青森入管へ送ることで、事なきを得ました・・・
こうして、予定より大幅に遅れて、ビザの更新は完了、新し在留カードをレターパックプラスでポストに投函し、夕方の東北新幹線で帰路に着くのでした。

納付義務がある税金や年金・・私たち日本人からすると当たり前なのですが、意外にもビザ更新のときに税金や年金、健康保険の未納が問題になることは多いです。ビザ更新の書類作成と同時に未納がないかどうかをあらかじめ確認しておくことが重要ですね・・

なお、青森入管が入っている建物の食堂で昼食にしようと思ったのですが・・・
なんと食堂は閉鎖されていました・・・
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