「技人国」で不許可急増中!必要なのは“証明の積み増し”です
2025/07/26
こんにちは、行政書士の森久保です
前回のブログで指摘した
「外国人との秩序ある共生社会推進室」
ですが、以下のホームページでなぜこの推進室が設置されたのかが説明されています。
https://www.kantei.go.jp/jp/103/actions/202507/15hossokushiki.html
その一部には次のように書かれています。
国民の皆様の安全・安心の確保は、経済成長の不可欠の前提であり、ルールを守らない方々への厳格な対応や、外国人を巡る現下の情勢に十分に対応できていない制度・施策の見直しは、政府として取り組むべき重要な課題であります。
こうした問題意識の下、本日、内閣官房に、外国人施策の司令塔となる事務局組織として、『外国人との秩序ある共生社会推進室』を設置いたしました。
出入国在留管理の一層の適正化、外国人の社会保険料等の未納付防止、外国人による土地等の取得を含む国土の適切な利用・管理など、取り組むべき課題は多々存在しております。
この推進室自体が設置されたのは、7月15日なのですが・・すでに入管の対応が大きく変わっており、ビザ申請と更新に大きな影響が出ており、以下のような問い合わせが殺到しております。
・以前更新できたにもかかわらず、(同じ職種でも)今回はビザ更新ができなかった
・学歴・職歴・国籍・年齢がほぼ同じ2名の社員のビザ更新で、1名だけ不許可になってしまった
・(いやがらせにように)大量の追加書類を求めれたたが、提出期限までわずかな時間しか与えらなかった
確かに私も今週東京入管を訪問したのですが、ビザ更新の不許可ラッシュになっていまして・・・東京入管2回のW1W2カウンター前は不許可者であふれかえっていました。私も以下の案件で不許可通知を貰うまで3時間も待たされることとなりました。

3か月前に工学的なバックグランドを要求されるエンジニア(20代ベトナム人男性工学部卒のAさん)のビザ申請を行いましたが、通常要求される資料を提出しただけですんなり技術人文知識国際業務のビザがおりました。勤務先はかなり特殊な機械装置のメンテナンスを行う会社です。特殊な機械装置なので、だれでもいじくれるわけではなく、工学部卒のエンジニアが仕組みと理論を理解して手を出さないと簡単に不具合を生じてしまうという高度な技術を要求される業務です。よって、技術人文知識国際業務のビザにぴったりの仕事です。
このイラスト言えば、左が日本人の修理作業を担当される方で、右がベトナム人エンジニアになります。状況としては、ベトナム人エンジニアが自分自身で作成した修理指示書を元に日本人の修理担当者のどのような修理を行うべきかを説明しています。
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昨今の人手不足、日本人のエンジニアが不足しているため、最近は工学部卒の外国人エンジニアを複数採用している企業ですが、さらにもう一人工学部出身のベトナム人男性Bさん(20代)を雇用することとして、技術人文知識国際業務のビザ申請をしたところ・・・なんと不許可・・・その理由は「(上記イラストの左側の人物のように)、Bさんも現場で作業する可能性があり、それはホワイトカラービザである「技術人文知識国際業務」では現場仕事はダメだよね・・・」というものでした。
いや、Aさんと同曜日Bさんはエンジニアであって作業員として雇用していないって・・・ということでいいがかりに近いのですが・・・・(しかも3か月前には同様のビザ申請で許可がおりている・・)ここは一旦引き下がって、Bさんが現場作業員ではないことの証拠を積み増した上で、再申請の準備を進めています。
反論したいのはやまやまなのですが、これが現実です。
よって、今後はビザ申請に対する入管の厳格化を前提に、いままで要求される以上の書類を準備していかないとならないでしょう。 特に「技術人文知識国際業務」というビザの申請や更新を行おうとしている方はお気をつけください。
また、「不許可になって困っている」或いは「ビザ更新の時に不許可になりそうだ」とお困りの方もお気軽にご相談ください。
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