京王バスの完全キャッシュレス化と外国人運転士採用・・・実は関係があるのでは?
2026/10/17
こんにちは。外国人のビザと雇用問題に取り組む行政書士の森久保です。
先日、都内で京王バスの「完全キャッシュレスバス」を見かけました。
バスの行先表示器に、なんと「完全キャッシュレスバス」と表示されています。
つまり、現金では乗車できないバスです。
「えっ、現金が使えないの?」
と思われる方もいるかもしれません。
そこで京王バスの資料を調べてみたところ、少々驚きました。
京王電鉄バスグループにおける2024年度の現金利用率は、わずか3.9%!!
つまり、すでに乗客の約96%は現金以外で運賃を支払っていたわけです。
これなら、現金の取り扱いをやめる合理性は十分ありますね。
京王バスでは2027年度に運賃収受における現金の取り扱いを終了することを目指しているそうです。
さて、この完全キャッシュレスバスを見て、ふと頭をよぎったことがあります。
「そういえば、京王バスって外国人運転士の採用を始めたよな・・・」
もしかして、完全キャッシュレス化と外国人運転士の採用には、何か関係があるのでしょうか?
もちろん、京王バスに直接聞いたわけではありませんので、ここからは私の推測です。
京王バスでは、在留資格「特定技能」を利用して、
ネパールとインドネシアから合計60人の外国人運転士を採用する計画
が報じられています。
そして、すでにネパール人運転士が実際に路線バスの運転を始めています。
ちなみに、特定技能のバス運転士には、日本語能力試験N3相当以上の日本語能力などが求められます。
N3というのは、日常的な場面で使われる日本語をある程度理解できるレベルです。
しかし、日本語がN3レベルだからといって、すぐに日本の路線バスを運転できるわけではありません。
道路交通法、運転技術、接客、事故対応、緊急時の対応、そして大型二種免許の取得・・・。
覚えなければならないことが山ほどあります。
報道によると、京王バスでは外国人運転士が単独乗務を始めるまでに、600時間を超える研修を実施しているそうです。
いや、これは相当な教育コストですね・・・。
そこで、キャッシュレス化の話に戻ります。
日本の路線バスでは、現金の取り扱いがなかなか面倒です。
運賃を現金で支払う人がいれば、運賃箱の操作が必要になります。
両替機で両替するタイプもあれば、運賃を投入するとお釣りが出るタイプもあります。
乗客が運賃を間違えたり、両替がうまくいかなかったりすれば、運転士が対応しなければなりません。
当然、日本語での説明も必要になります。
外国人運転士にとって、こうした細かな対応も覚えなければならない仕事の一つです。
ところが、完全キャッシュレスであれば、基本的にはICカードやクレジットカードをタッチするだけ。
現金の両替や釣り銭に関する対応がなくなります。
これは外国人運転士にとっても、業務を覚える上での負担軽減になるのではないでしょうか?
もちろん、キャッシュレス化したから日本語が不要になるわけではありません。
乗客への案内や安全確保など、日本語でのコミュニケーションは引き続き重要です。
ただし、覚えなければならない業務が一つ減るというのは、外国人運転士の教育においてもメリットがあると思います。
実際、京王バスの公式資料でも、キャッシュレス化の目的として、運転士の負担軽減や人手不足への対応、経営効率化などを挙げています。
つまり、現金では乗車できないバスです。
「えっ、現金が使えないの?」
と思われる方もいるかもしれません。
そこで京王バスの資料を調べてみたところ、少々驚きました。
京王電鉄バスグループにおける2024年度の現金利用率は、わずか3.9%!!
つまり、すでに乗客の約96%は現金以外で運賃を支払っていたわけです。
これなら、現金の取り扱いをやめる合理性は十分ありますね。
京王バスでは2027年度に運賃収受における現金の取り扱いを終了することを目指しているそうです。
さて、この完全キャッシュレスバスを見て、ふと頭をよぎったことがあります。
「そういえば、京王バスって外国人運転士の採用を始めたよな・・・」
もしかして、完全キャッシュレス化と外国人運転士の採用には、何か関係があるのでしょうか?
もちろん、京王バスに直接聞いたわけではありませんので、ここからは私の推測です。
京王バスでは、在留資格「特定技能」を利用して、
ネパールとインドネシアから合計60人の外国人運転士を採用する計画
が報じられています。
そして、すでにネパール人運転士が実際に路線バスの運転を始めています。
ちなみに、特定技能のバス運転士には、日本語能力試験N3相当以上の日本語能力などが求められます。
N3というのは、日常的な場面で使われる日本語をある程度理解できるレベルです。
しかし、日本語がN3レベルだからといって、すぐに日本の路線バスを運転できるわけではありません。
道路交通法、運転技術、接客、事故対応、緊急時の対応、そして大型二種免許の取得・・・。
覚えなければならないことが山ほどあります。
報道によると、京王バスでは外国人運転士が単独乗務を始めるまでに、600時間を超える研修を実施しているそうです。
いや、これは相当な教育コストですね・・・。
そこで、キャッシュレス化の話に戻ります。
日本の路線バスでは、現金の取り扱いがなかなか面倒です。
運賃を現金で支払う人がいれば、運賃箱の操作が必要になります。
両替機で両替するタイプもあれば、運賃を投入するとお釣りが出るタイプもあります。
乗客が運賃を間違えたり、両替がうまくいかなかったりすれば、運転士が対応しなければなりません。
当然、日本語での説明も必要になります。
外国人運転士にとって、こうした細かな対応も覚えなければならない仕事の一つです。
ところが、完全キャッシュレスであれば、基本的にはICカードやクレジットカードをタッチするだけ。
現金の両替や釣り銭に関する対応がなくなります。
これは外国人運転士にとっても、業務を覚える上での負担軽減になるのではないでしょうか?
もちろん、キャッシュレス化したから日本語が不要になるわけではありません。
乗客への案内や安全確保など、日本語でのコミュニケーションは引き続き重要です。
ただし、覚えなければならない業務が一つ減るというのは、外国人運転士の教育においてもメリットがあると思います。
実際、京王バスの公式資料でも、キャッシュレス化の目的として、運転士の負担軽減や人手不足への対応、経営効率化などを挙げています。
外国人運転士の採用と直接結びつけた説明はありませんが、少なくとも両方とも運転士不足への対応という点では共通しています。
さて、ここでもう一つ気になることがあります。
それは、地方のバス会社でも同じことができるのか? という問題です。
実は約2年ほど前、特定技能に自動車運送業が追加された頃、ベトナムの送り出し関係者や東急バスの関係者と、この問題について話したことがあります。
その際にも話題になったのが、外国人運転士を育成するための費用でした。
大型二種免許を取得させ、十分な日本語教育を行い、安全に乗務できるまで訓練する。
しかも、研修中は運転士として十分に稼働できないわけです。
これだけの教育コストを負担できるのは、やはり一定の経営体力がある企業ではないでしょうか。
東京の大手バス会社であれば、ある程度まとまった人数を採用して教育体制を整えることも可能でしょう。
しかし、地方の中小バス会社ではどうでしょうか?
地方こそ、運転士不足による路線廃止や減便が深刻です。
ところが、外国人運転士を採用したくても、教育のための費用と時間が大きな壁になってしまう。
これは、かなり難しい問題です。
完全キャッシュレス化も同じです。
運転士の負担軽減につながる一方で、機器の導入費用や、現金しか使わない乗客への対応も考えなければなりません。
つまり、今後のバス業界では、
「外国人運転士を採用する」
だけでなく、
「外国人を含む運転士が働きやすい環境を整える」
という視点も重要になってくるのではないでしょうか。
今回見かけた完全キャッシュレスバスから、思いがけず外国人雇用の問題まで考えることになりました。
京王バスのキャッシュレス化と外国人運転士の採用。
この二つが直接関係しているのかはわかりません。
しかし、人手不足の解消という共通の課題に対し、採用と業務負担の軽減を同時に進めているという点は非常に興味深いです。
今後、こうした取り組みが地方のバス会社にも広がるのか、引き続き注目していきたいと思います。
公式LINE
----------------------------------------------------------------------
森久保行政書士事務所
住所 : 東京都千代田区神田東紺屋町30
サンハイツ神田キタムラビル707
電話番号 : 03-5289-7303
様々なビザ取得を東京で支援
----------------------------------------------------------------------





